プエラリアミリフィカの効果効能ラボ！

プエラリアミリフィカを聞いた事がありますか？

プエラリアミリフィカ・・・言うだけでかんでしまいそうな名前ですね。

このプエラリアミリフィカ、どのようなものなのかご存知でしょうか？
この植物は、タイやミャンマーなどの国々の北部に自然に生えているマメ科、クズ属の植物になります。

クス属、というだけあり、日本でよくみる葛と似ています。
特徴としては、根が大きな塊のように成長するのが挙げられ、科学的根拠で証明される前からも経験的に若返り薬として地元民の間で知られていたそうです。
このプエラリアミリフィカは、原産国の1つのタイでは、シロガウクルアとの別称もあり、他にもアカガウクルアやクロガウクルアなど色によって種類がわけられます。

若返り薬として美容効果以外でも、タイの伝統的な医療においては更年期の女性のための強壮剤として、地元のハーブ類と組み合わせて処方されていたそうです。
プエラリアミリフィカを食したことで若返り、ビルマの寺院においてはその結果200歳以上生きた女性が存在したとも言われていて、その効果の高さが以前から知られるところであったということがよく分かる一件になっています。
さて、このプエラリアが日本に入ってきたのは、1960年代に入ってからです。

この時、イギリスの有名な科学雑誌であるネイチャーにプエラリアミリフィカの効能が載せられることで日本のみならず、世界的に注目を浴びたのです。
世界的にも注目されたプエラリアミリフィカですが、実はタイの一部の地域でしか摂れない貴重な植物であったことから、絶滅を危惧されるほどの乱獲が始まってしまいました。
さらに、あくまでも自生している植物で、人の手によって栽培が出来ないものであったから、ついにタイ政府が保護植物に指定し、許可無く採取、そして輸出が出できなくなりました。
その結果、価格は高騰し、同時にそれから作られる健康食品も価格上昇せざるを得ませんでした。
しかし、今では日本においてプエラリアミリフィカの栽培に成功していることから、今後国産のものによる安定供給、そして安定価格での購入が可能になるでしょう。